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コラム

2025.02.20更新

外壁塗装工事のDIYは危険?自分でするメリット・デメリットを解説

「そろそろ家を建ててから10年ほどたったし、外壁塗装工事をしないとダメかな」と、汚れた外壁を見ながら考える人もいるでしょう。

そんな時、DIYで塗装をして安く済ませるか、それともプロに頼んでしっかり塗装をするかを悩まれると思います。

今回は、外壁塗装工事をDIYですることのメリット・デメリットを、プロの視点から解説いたします。

お悩みの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

外壁塗装工事をDIYすることのメリット

外壁塗装工事をDIYすることのメリットは、なんといってもその費用の安さです。

それ以外にも以下のメリットがあります。

工事費を節約できる

DIYで工事を行う場合、費用は一般的に10万円〜30万円程度とされています。

道具の購入費が約5万円、材料費が15万円〜25万円ほどが目安です。塗る面積によって費用も変わります。

好きなタイミングで塗装工事ができる

思い立った日に自分の都合に合わせて工事することができます。

天気予報を確認し、晴天が続くタイミングを選ぶこともできます。

好きなデザインにすることができる

色選びや模様付けなど、自分好みの塗料を選び、自由に仕上げることが可能です。

費用の安さだけではなく、スケジュールを自分で自由にできるのもDIYのメリットです。

ただし、材料の買い出しなども作業時間に含まれ、作業は明るいうちしかできないため、ある程度の時間と日数を取ることが必要となります。

外壁塗装工事をDIYすることのデメリット

外壁塗装工事をDIYすることのデメリットは、工事の仕上がりの不備だけではなく、外壁の寿命を縮めてしまう場合があります。

それでは、詳しくデメリットの内容を見ていきましょう。

ホームセンターで買った塗料が家の状態に合わない

ホームセンターで売っている塗料のほとんどは、プロの業者が使わない塗料です。

商品説明にはサイディング用、モルタル用などと用途が書いてあるものの、壁の状態によっては合わない塗料もあります。

また、外壁に塗ることができたとしても、その後塗料を重ねることに適していないものもあるため、塗料選びには注意が必要です。

塗料の知識がなく、簡単な説明書きだけを読んで選ぶことにはリスクが伴います。

外壁の高圧洗浄ができない

塗装工事で一番大事なのは、塗装する前に外壁を高圧洗浄で洗うことです。

外壁の汚れを取り除いた後に塗装することで、塗料が確実に定着します。

しかし、DIYの場合、簡単な水洗いをする方はいますが、高圧洗浄ができる方はほとんどいません。

家庭用の高圧洗浄機で外壁を洗浄する方もいますが、プロ用と比べて洗浄力が弱く、汚れが落ちきらない場合があります。その結果、塗料が剥がれることもあります。

思った以上に塗装する時間がかかり大変

塗装工事は、思った以上にローラーや刷毛の扱いが難しく、慣れない人が塗装工事をすると、職人であれば2〜3日で終わる作業が、1週間経っても終わらない…といったことがあります。

以前、お客様から、玄関の木製柱を塗る際に、塗料の吸い込みが多く、作業に3日もかかってしまったというお話を伺いました。

足場を組むことができない

一般の方で、足場を組むことができる方は、ほとんどいらっしゃいません。

工事関係のお仕事をしている方などで、簡単な単管足場を組む方もいらっしゃいますが、単管足場はその名の通り、鉄パイプだけで組むので非常に足場が不安定です。

そのため、片手に缶、片手にローラーを持って作業することができず、作業に時間がかかります。

工事の安全性を確保できない

DIYされる方の中には「足場だけはプロに組んでもらおう」と、足場を専門の業者に20万円ほど支払って、建ててもらう方もいらっしゃいますが、どんなに足場が組めても普段から乗りなれていないと作業することができません。

そして何よりも、足場から落ちてしまうなどの事故が発生する場合もあり、非常に危険です。

せっかく費用を節約しても、大ケガをしてしまっては元も子もありません。

梯子で行う作業なども同様です。普段やりなれていない塗装工事は、事故が起きやすくなります。

以上デメリットについてご紹介しました。

不慣れな塗装工事は、たとえ小さな面積を塗装するだけでも時間がかかるものです。

塗る面が広くなればなるほど、デメリットが多くなります。

デメリットを抑えて工事する場合には、DIYするのではなくプロへ工事依頼することがおすすめです。

外壁塗装工事をDIYですることの危険性や不具合

ここからは、プロの視点を通して外壁塗装工事をDIYですることの危険性や、脆弱性について、さらに深堀してお話しいたします。

外壁塗装は、一見するとただ壁を塗ればいいように思いますが、実はさまざまな工事をかけ合わせることが必要です。

そのため、DIYによって以下のような問題点が出てきます。

塗料が耐用年数よりも早く剥がれる

外壁塗装工事をDIYで行うと、塗りムラや塗り重ねがうまく行かないことで、塗料が耐用年数よりも早く剥がれてしまうことがあります。

塗料は、希釈容量を守って適切に薄めることで、均一な膜厚を形成できます。一方で、希釈率を誤ったり、膜厚にムラがある場合、塗料の効果が十分に得られません。

すると、せっかく30万円に費用を抑えたとしても、数年で塗りなおすためにまた費用をかけることになってしまいます。

塗った塗料が塗り重ねできないタイプだった

塗料には相性があり、不適切なものを選ぶと、上から塗り重ねることができなくなる場合があります。

1度目の外壁塗装をDIYでやって、いざ2度目の塗装をしたところ、塗れないことがあります。水性塗料の上に油性はのらないためです。水性塗料自体が壁面素材に適していない場合もあります。どのような状態でもそれに対応できる工法が創栄工務店にはありますので、一度ご相談ください。

塗料の相性や、家の劣化状況によって変える塗料の量などは、プロならではのセレクトがあり、効果だけをみて塗料を決めるのは非常に危険です。

塗料を決める前に、一度プロにご相談頂ければと思います。

塗装と一緒に補修工事ができない

雨漏りによる木部の腐敗や湿気による剥がれ、雨樋の破損などは、塗装工事と下地処理として補修する必要があります。

趣味でDIYをしている方なら修理できる場合もありますが、プロの大工でないと対応が難しい箇所が多いでしょう。

外壁の塗装工事と補修工事をセットですることによって、塗装した外壁がその後10年、美観や強度を保つことができるのです。

塗装工事と一緒にシーリング工事ができない

DIYで塗装工事を行う際に、シーリング工事まで検討する方はほとんどいないかと思います。

しかし、シーリング材は5年〜10年ほどで劣化し雨漏り原因にもなるため、塗装工事と同時にシーリング材を打ちかえる必要があります。

古いシーリング材は、剥がすのにも職人の技術を要します。

また、ホームセンターにもシーリング材は売っていますが、扱いに慣れていない人ですと均一にシーリング材を打つことは難しいでしょう。

シーリング工事も、サイディング壁を塗装工事する時には、セットで考えたほうがいい工事です。

まとめ

DIYは、確かに費用を抑えて工事することができます。

しかし、プロの視点から見るとせっかく塗っても塗料の効果が発揮されず、持ちが悪くなることは明らかです。また塗装工事は、高所ほど危険が多いので素人の方にはおすすめできません。

弊社の一般的な塗装工事費用は、60万円からとなっています。

大手リフォーム会社のように中間手数料を含まないので、実現できた費用です。

もちろん、塗料の選び方や補修工事の内容、シーリング工事などのオプションで価格は変わりますが、それらすべてプロとしての技術をもって、丁寧な高品質な工事をいたします。

ただし、この先10年間塗装の効果を維持するには、塗り直しやシーリング材の劣化による雨漏りが発生した場合、プロに依頼するよりも高額な費用がかかる可能性があります。

塗装工事について何かわからないこと、不安なことがありましたら、創栄工務店までご相談ください。

また、どうしてもDIYで塗装したい方は、材料費と運送料のみで適した塗料を配達します。弊社では、ホームセンターでは販売されていない一流メーカーの塗料を取り揃えており、色見本や塗料のパンフレットなどもご覧にいれることが可能です。

お客様のお悩みに寄り添って、ご相談に乗ります。

相見積も歓迎しておりますので、お気軽にご連絡ください。